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トピックス
食中毒を予防しよう
気温や湿度が高くなるこの時期は、食中毒が発生しやすい季節です。
家庭での食中毒は、飲食店に次いで多いといわれており、毎日の調理や食品の取り扱いに 気をつけることが大切です。

食中毒の原因は何でしょう?
手洗い以外にも、気をつけたいポイントがあります。食中毒を予防するための 基本を確認していきましょう!


◆食中毒とは?

食中毒を起こす主な原因は、『細菌』と『ウイルス』です。

『細菌』は温度や湿度などの条件が 揃うと食べ物の中で増殖し、 梅雨から夏にかけて 発生しやすくなります。

『ウイルス』は低温・乾燥を好み、 人の体の中で増殖するため、 冬に発生しやすくなります。

◆食中毒の種類と症状

●サルモネラ属菌

食後12〜24時間ほどで、 発熱・腹痛・下痢などの 急性胃腸炎や、吐き気・嘔吐などを 引き起こします。
重症化することは少ないものの、 お子様は重症化しやすいため 注意が必要です。肉類・卵・牛乳やその加工品、 特に肉の生焼けや生食などが 原因となります。

●カンピロバクター

サルモネラ属菌と 同じような症状が現れますが、 頭痛や倦怠感を伴うことがあり、 原因となる食事から 約1週間後に発症する場合もあります。風邪と間違われやすいことも特徴です。

●腸炎ビブリオ

食後10〜18時間ほどで、 腹痛・下痢・血便・発熱・ 吐き気・嘔吐などの症状が 現れます。ご高齢の方は抵抗力が弱く、 重症化しやすいため 注意が必要です。温かい海を好む菌のため、 夏場の魚介類や、それを扱った調理器具などから他の食品へ付着することもあります。

●黄色ブドウ球菌

食後すぐから5時間ほどで、 吐き気・嘔吐・腹痛・下痢などの 症状が現れます。人の鼻や傷口、手のひら、 髪の毛などにも存在する 身近な細菌です。
食品に付着すると毒素を作り、 食中毒の原因になります。おにぎりや寿司、 和菓子・洋菓子など、 手作業で調理する食品から 発生しやすいとされています。

●ウェルシュ菌

食後6〜18時間ほどで、 腹痛や下痢などの 症状が現れます。多くは1〜2日ほどで 回復しますが、 肉や魚の煮込み料理、 スープ・カレー・シチューなどを 長時間保温した場合に 発生しやすいとされています。

●病原大腸菌

食後3〜8日ほどで、 吐き気・嘔吐・腹痛・ 下痢・血便などの 症状が現れます。O-157も病原大腸菌の一種で、 尿毒症や脳症などの 重い症状を引き起こすことがあります。飲料水や、 黄色ブドウ球菌と同様に 手で調理する食品などから 感染することがあります。

●ノロウイルス

年間を通して 発生件数の多い 食中毒の原因ウイルスです。食後すぐから2日ほどで、 吐き気・嘔吐・下痢・腹痛などの 症状が現れます。生ガキなどの二枚貝や、 ウイルスを保有している人が 調理した食品などから 感染することがあります。

このほかにも、 さまざまな細菌やウイルス、 化学物質や寄生虫などが 食中毒の原因となります。



食中毒予防・三大原則

@ 細菌を食べ物に【つけない】

●手洗い
・調理を始める前
・生の肉・魚・卵を触った後
・食べる前
・残った食べ物を扱う前

・生で食べるものを先に調理し、ラップなどをして分けておく。
・まな板は肉用・魚用・野菜用と 分けて使うと安心です。
※分けられない場合は、 肉や魚を切る際に、 よく洗ったまな板の上へ 開いた牛乳パックを敷いて使うのもおすすめです。
・お弁当のおにぎりなどは、 ラップを使って握るなど、 素手で食品を触らないようにしましょう。

A 食べ物に付着した細菌を【増やさない】

低温で保存!
細菌の多くは、 10℃以下で増殖するスピードが ゆっくりになります。

・買い物後は寄り道をせず、 できるだけ早く 冷蔵庫・冷凍庫へ入れる。
※移動中は保冷剤を利用すると安心です。
・冷蔵庫は詰め込みすぎず、 7割程度を目安に収納し、 庫内温度の上昇を防ぎましょう。
・冷蔵庫は10℃以下、 冷凍庫は−15℃以下を目安に。
・肉や魚は、 汁漏れしていないか確認しましょう。

B 食べ物や調理器具に付着した細菌を
【やっつける】

加熱殺菌!
ほとんどの細菌は、 十分な加熱で死滅します。

・まな板・包丁などの調理器具は、 台所用洗剤でよく洗い、 熱湯をかけて消毒しましょう。
・肉や魚は、 中心温度75℃で1分以上の加熱を目安にしましょう。